メンタルヘルスをチェックできるキオスクが登場

買い物ついでにキオスクでメンタル状態を把握

最近とても憂鬱でふさぎ込みがち、なにか心に問題があるかもしれないと思うけど、かといってわざわざ精神科を訪ねて診断を仰ぐ気もしない。

そんな悩みを抱える人が多い中、アメリカ・フィラデルフィアのスーパーマーケットに買い物客が簡単にメンタルヘルスをチェックできるキオスクが登場して話題を集めています。

今回登場したキオスクは、タブレット端末を使ってメンタルヘルスを簡単に一次診断することができる装置を備えています。使用者はタブレット画面の質問に答えるだけで、自分がうつ、アルコール依存症、双極性障害、摂食障害、不安障害、PTSDなどの精神疾患にあたるかどうかを調べることができます。質問内容は気分、最近の行動(アルコール摂取量)などで、事前に年齢、性別、婚姻、人種などの人的情報や病歴をオプションで入力することもできます。

一次診断で専門医に相談すべきかの判断材料を提供

そして、これらの質問に対する回答によって、各種精神疾患の可能性が分析され、結果が提示されます。診断が済むと、市内の問題行動治療提供者のウェブサイトへのリンクにくわえて、自殺防止、集団サポート, 家族サポートなどの24時間ホットライン等の助けが得られる手段も提示されます。

今回の試みは、メンタルヘルス・キオスクの有効性を検証するパイロット実験で、遠隔診断を可能とするキオスクをスーパーや薬局、公共施設などに設置することによって、クリニックに行かずに手軽に自分で一次診断をできることで、より多くの人に自分の状態の概要を把握してもらい、専門医に相談すべきかどうかの判断材料を提供。結果によっては、専門医への相談を促すことが目的です。

6カ月間の試験導入の後、結果が良好なら別の店舗などにも展開する計画だそうです。