性暴力・DV相談電話「パープルダイヤル」

DV被害の訴えや相談が過去最多に

警察庁によると、平成22年の配偶者や内縁相手による「ドメスティック・バイオレンス(DV)の警察への被害の訴えや相談は過去最多の3万3852件。前年比2割増で7年連続の増加と、初めて3万件の大台を超えました。

DVや性暴力の被害者の多くは誰にも相談出来ずに1人で悩むことで、被害が表に出ていない傾向にあります。そうした被害者を1人でも多く救うために、内閣府の男女共同参画局は平成23年2月8日から3月27日までの間、

性暴力・DV相談電話「パープルダイヤル」
(0120-941-826)

を設置しています。

<パープルダイヤル 相談の流れ>

相談は無料で、匿名でもOK。女性は24時間いつでも相談可能で、男性や外国人も時間によって相談でき、英語、中国語、韓国語など6か国語で対応。被害者の家族や友人からの相談も受け付けています。何度でも利用が可能で、秘密も厳守されますので、どんな被害でも相談することができ、これまでに1日千件以上の相談が寄せられています。

相手が望まない性行為は夫婦人間でも性暴力

「ドメスティック・バイオレンス」は配偶者や恋人など、親密な関係にある同居者に暴力をふるう行為で、殴る、ける、首をしめるなどの身体的暴力。どなる、相手の行動を監視する、無視する、おどす、親族や友人と会わせない、外出させないなどの精神的暴力。仕事をさせない、生活費を入れない、家の金を持ち出すなどの経済的暴力。嫌がっているのに性的行為を強要する性的暴力などがあります。

なかでも相手が望まない性行為は、夫婦や恋人間でもすべて性暴力です。DVをはじめとする性暴力の多くは被害者の自宅で起きていると言われ、多くのケースで加害者は顔見知りの親しい人です。そういう事情もあってか、ほとんどの被害者は性暴力を警察に通報できずに1人で悩んでいます。しかし、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」(DV防止法:平成13年10月13日施行)によって、夫婦間のさまざまな暴力は犯罪とされており、加害者への接近禁止命令の申し立ても可能です。

さらに、こうした性暴力の被害から、被害者は相談窓口をはじめとするアドバイスの助けによって立ち直るきっかけを得ることができます。パープルダイヤルの受付期間終了後も、DVや性暴力に関する多くの相談窓口が開設されており、

内閣府の「DV相談ナビ」(0570―055―210)
法務省の「女性の人権ホットライン」(0570―070―810)

各地警察の相談コーナーなどが相談を受け付けていますので、気軽に相談してみてください。