五月病対策――ストレスを上手に回避する

新たな環境や人間関係で無理を重ねた人が陥りやすいのが五月病。

新生活をスタートしてから一ヶ月。大型連休でリフレッシュしたのになんとなく元気が出ない、イライラする、強い不安を覚える、激しい疲労を感じる――。こんな症状が出たら、5月病かもしれません。

社会人の場合、新人研修を終え、緊張の糸が切れた6月に5月病の症状があらわれる人もいるので、最近では6月病と呼ぶこともあります。もちろん、社会人だけでなく、引っ越しや結婚などで大きく日常が変化して疲れが溜まってきた頃に起こりやすいのです。

5月病や6月病は、医学的には「適応障害」と呼び、気が付かないうちに蓄積された身心の疲れがストレスとなり症状が出るのが特徴です。

まずは、十分な休養、質の高い睡眠をとることが必要です。レム睡眠で体の疲れをとり、ノンレム睡眠で脳をしっかりと休めることが、思考回路をリセットし、免疫力を高めることになります。90分ごとにレム・ノンレム睡眠が交互に行われます。90分を1セットとし、毎日6時間は睡眠を確保したいものです。

ストレスが回避できない状態が続けば、うつ病にまで進展してしまうので、早めの対処が必要です。対策としては、ストレスを貯めこまないことが一番です。

気分転換に休日に外出したり、音楽や映画、美術鑑賞などの趣味に没頭したり、エステやマッサージで癒されたり、スポーツなどで汗をかいたり、自分に合ったストレスの対処法を身につけましょう。

毎日の仕事の時間に、気分転換を取り入れることもおすすめです。定期的に席を立って体を動かしたり、温かい飲み物をとったり、一時間に一回休みを入れるなど、リフレッシュすることが、有効でしょう。

うまく予防ができなかったり、もし症状が重く辛くなったりした場合には、専門家や保健所に相談してみましょう。