褒められるとお金をもらった気分!?

自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)の定藤(さだとう)規弘教授らの大脳皮質機能研究グループは、人が褒められた時と、現金などの報酬を受け取ったときに、脳内の同じ部位が反応していることを突き止めた、と発表した。

研究グループが注目したのは、脳中心部にある「線条体」と呼ばれる部位。
実験では、大学生の男女19人(平均年齢21歳)を対象に、褒められる状況と、報酬としてお金がもらえる状況の二つの状況に対する脳の反応を調べた結果、両者は同じ部位で反応し、この“線条体”といわれる部分だった。

褒められることが、脳においては「喜び」となり、「報酬」としてとしてお金をもらえるときとが共通に受け取られていることを明らかにした、世界で初めての研究成果です。

定藤教授は「子どもは褒めると育つと言われるが、ほめられることが脳の中では「報酬」として喜びと感じられていることが明らかになった。」と話している。

※国立大学法人 総合研究大学院大学 生命科学研究科 生理科学専攻
 http://www.nips.ac.jp/contents/release/entry/2008/04/post-36.html