過去最高の7割が日常生活に「悩みや不安」 国民生活世論調査

内閣府が8日に発表した「国民生活に関する世論調査」(全国の20歳以上の男女1万人を対象に行われ、回収率は60.9%) で、日常生活で「悩みや不安を感じている」人は過去最高の69.5%に達した。

前回の調査結果との比較では「悩みや不安を感じている」(67.6%→69.5%)と答えた者の割合が上昇し、「悩みや不安を感じていない」(31.9%→29.6%)と答えた者の割合が低下している。「悩みや不安を感じている」と答えたのは、男女とも50歳代が高く、悩みや不安の内容(複数回答)は、「老後の生活設計」が53.7%で最も多く、「自分の健康」(48.3%)、「家族の健康」(39.8%)、「今後の収入や資産の見通し」(39.0%)がつづき、上位を占めた。

また、今後の生活で、全体では「生活を楽しむ」が過去最高の60.5%で、「将来に備える」は30.2%だった。
しかし、20歳代は「将来に備える」が前回調査より9.2ポイント増の52.5%、30歳代も4.5ポイント増の51.6%で、若年層での大幅な増加が目立っている。時代を反映してか毎日の生活を楽しむより、貯蓄や投資など将来に備えると回答した20歳代の若者が23年ぶりに5割を超える現象があらわれた。
内閣府は「年金問題などをきっかけに、若年層を含め、将来の生活への不安が高まっている」と分析している。

※調査の詳細は下記より参照できます。
http://www8.cao.go.jp/survey/h19/h19-life/index.html