森の自然があやなす風景や香り、音色や肌触りなど、
森のいのちや力を体感することで、
私たちの心身に元気を取り戻そうとする「森林セラピー」

人は自然に触れたとき、快適感を感じる。しかし、この感覚を言葉で説明することはむずかしく科学的な説明も、十分であるとはいえない。森林浴はじめ、木の香りや手触り、小川のせせらぎなど自然からの刺激は、ほんとうに生体をリラックスさせるのだろうか。

林野庁(独)森林総合研究所では、「森林系環境要素が人にもたらす生理的効果の解明」について研究を実施している。

現研究結果からは、
●森林浴がヒトNK(ナチュラル・キラー)細胞を活性化するデータがもたらされた。
@森林浴がヒトのNK細胞数を増加させた。
A森林浴がヒトリンパ細胞内の抗がんタンパク質を増加させた。

●森林セラピーの生理的効果の科学的解明
@セラピー森林で、都市部に比べてリラックスしたときに高まる副交感神経活動が昂進し、ストレス時に高まる交感神経活動が抑制された。
A代表的なストレスホルモンである(唾液中)コルチゾール濃度が低下した。など、
世界でも初めての大規模な森林セラピー効果の検証結果を受けて、今後もより大規模な生理実験を実施する予定となっている。

“お疲れサラリーマンには森林浴がお薦め”といえるが、
森林セラピー総合サイト
 http://www.fo-society.jp/
をのぞいて、実験成果と“本物のいやし”を会得してみてはいかがだろうか。