賢い医者探し

かかりつけの医者に相談する

かかりつけの内科医、親交のある医師、会社内の医者などから専門医を紹介してもらいますが、かかりつけの内科医からがベストでしょう。

「保健所」の保健婦か「精神保健福祉センター」に相談する

住んでいる地域にある「保健所」の保健婦やケースワーカーに相談します。あるいは市区町村にある「保険センター」にも相談できます。
特定した専門医の紹介は難しい場合が多いので、「患者の会」「家族の会」の世話役や役員などを教えてもらいましょう。

※精神保健福祉センターは、都道府県に1ケ所しかない場合がほとんどです。東京都は、人口が多いので3ケ所あります。

「患者の会」「家族の会」に相談する

民間で独自に運営している「患者の会」「家族の会」は、保健所ともネットワークしていますので、連絡をとって、医療機関や専門医などを紹介してもらいましょう。

親しい友人のツテ、コネなど

信頼できる友人などからの紹介は、できるだけ探してみるべきです。
あなたの職場、仕事、家庭、家族のことなど、とくに日々の生活のことについてよく知ろうとして、いろいろたずね、共感したり、理解しようとする。
あなたの生活ぶりと病気の動きを関連づけて、治療者側の時間感覚で幅広い生活支援を含めた治療の指導を行うようにしている姿勢が感じ取れる。
あなたの病気(症状)の状態、治療の見通しについて、わかりやすい説明をしてくれる。
現段階で分からない場合は、その説明もしてくれる。
薬は効果と副作用のバランスで使い、症状によってはその症状が消えてからも、再発防止のためかなりの期間服用をする必要がある場合があるようですので、あなたの場合の薬のこと、副作用や薬の使い方についてわかりやすい説明がある。
どんどん薬の種類や量が増えるのではなく、減らし方や断ち切り方の指導が上手な医者。
あなたの実際の治療にあたっては、薬と精神療法の併用が大切なので、精神療法(カウンセリング、行動療法、交流分析、自立訓練法など)の指導や状況によって、
精神療法の専門家にかかることを積極的に推奨したり、信頼できる専門家を紹介してくれる。
きめ細かいアドバイスや指導は、診療時間からみても医師だけでは現実的に無理なので、医師のまわりのスタッフが一緒になってあなたの治療にあたるという姿勢が感じ取れる。

※医療スタッフとは、ケースワーカー、臨床心理士、作業療法士、看護婦、薬剤師、受付事務員など
医療スタッフを医師が信頼し、両者が相互に研鑽して患者自身の自己治療力を引き出そうと努力している様子が伝わってくる。
あなたへの将来も含めた治療の取り組みを考え、ときに厳しい指導やアドバイスもある。
あなたに行うインフォームド・コンセント(説明とそれに対する同意)とともに、家族にも大切な治療協力者になってもらうための努力や作業を実施している。
治療は治療施設だけで完成するのではなく、地域や職場のネットワークに支えられて完治していくものであることを教えられ、そのような組織に引継ぐ旨の説明もある。