メンタルヘルスの法知識

家族のメンタルヘルスと法

DVにあったときは

DVは、密室で行われる暴力であり、その分、被害者が声を上げない限り、現状が分かりません。また、「ドメスティックバイオレンスと精神障害」の項で紹介したとおり、非常に避けにくい暴力でもあります。

まず、DVに遭ったときには、相談をすることです。加害者の配偶者とは接点がなく、利害関係もないような、信頼できる知人・友人がいれば、すぐに相談しましょう。

また、各都道府県には、「配偶者暴力相談支援センター」が設置されています。すぐに相談できる知人・友人がいなければ、そちらに相談すれば、対応策を教えてくれます。

被害者は、加害者との関係が深すぎるために、複雑な感情があるでしょう。経済的な問題も、子どもの教育の問題もあります。
それらの問題も含めて相談しましょう。

いちばん避けなければならないのは、「仕方がない」とか「私が我慢すればいい」という気持ちです。本人が仕方がないと思っていたとしても、誰かに相談することによって、解決することができるかもしれません。
DVは、自ら動かなければ、外からは助けにくい犯罪なのです。勇気をもって、外に向かって助けを呼びましょう。