メンタルヘルスの法知識

家族のメンタルヘルスと法

ストーカーの現状

警察庁の発表によると、平成12年11月24日(ストーカー規制法の施行日)以来、昨年(平成16年)末までに、各都道府県警察が取り扱い、ストーカー事案認知原票を作成し警察庁に報告があったストーカー事案の累計は、54,292件となっています。
年間で1万件強のペースで報告されていることになります。

平成16年の認知件数は、13,403件で、前年に比べ1,480件(12.4%)増加しています。

昨年に限り、被害者の性別を見ると、女性が11,556件、男性が1,847件となっています。女性被害者の割合が86.2%、男性被害者の割合は13.8%と大きな差があるといえます。
加害者の性別を見ると、女性1,239件(9.7%)、男性11,487件(90.3%)で、男性が加害者となるケースが圧倒的に多いといえます。

年齢を見ると、被害者は、20~39歳で68.5%を占めています。加害者も20~39歳で54.2%となり、働きざかりの年齢で半数を占めていることが分かります。

ストーカーになるに至った動機ですが、好意の感情が62.5%、好意が満たされず怨恨の感情32.6%と、行為の感情が発端となったケースが95.1%にも上っています。

実際のストーカー行為ですが、「つきまとい、待ち伏せ等」が52.5%、「面会、交際等の要求」52.4%、「無言電話、連続電話等」28.6%となっています。

(警察庁発表「ストーカー事案の対応状況について」より)