代替療法は医学理論に基づいた正規のこころの病気の治療法以外の治療法のことをいいます。
高度に発達した西洋医学はさまざまな精神疾患の治療に効果を発揮し、多くの人々を救ってきました。しかし、その反面で西洋医学は一時的に症状を抑えるだけで、患者の身体を根底から治すものではないことも多く、西洋医学では根治できない病気もいまだに数多く存在しています。また、西洋医学に基づく薬剤は強い副作用を生じることで患者の身体を害したり、薬への依存状態を招いて患者を薬漬けにしたりするなどといったさまざまな問題をともなっています。

これらの問題から近年注目を浴びてきたのが、医学理論に基づいた正規の精神療法に代わる代替療法という治療法です。
西洋医学理論に基づかないこうした代替療法は、数え挙げればきりがないほど存在していますが、そのうちの代表的なものとしては、針、灸、指圧、瞑想、座禅、祈祷、体操、ヨーガ、カイロプラクティックなどが挙げられます。また、動物を用いたアニマルセラピー、各種香料を用いたアロマセラピー、海を使ったタラソセラピー、温泉を用いた温浴療法などもこうした代替療法の一種に含まれています。

一方、医学理論に基づいた正規の薬剤療法に代わるものとしては、漢方薬や民間薬に加え、ハーブと呼ばれる薬草や、最近ブームを呼んでいるサプリメントと呼ばれる栄養補助剤などを挙げることができます。


代替療法のうちの針や灸、指圧では、患者の身体の「つぼ」と呼ばれるポイントを指や針や灸で刺激することにより、患者の身体の持つ自然なエネルギーを導き出すことで、病気の治癒を計ります。

瞑想や座禅では、患者が自らのこころの内部を見つめることによって本当のこころを発見することができ、古くから行われている祈祷では祈祷者や患者自身が患者にとり付いている病気の退散を祈ります。ヨーガやカイロプラクティエックでは、患者の姿勢を矯正することで、歪んでいた骨格を元に戻して圧迫されていた内臓や筋肉を元に戻し、とくにカイロプラクティックはアメリカでは正規の治療法として大学でも教えられるようになっています。

また、高度に発達した現代社会においては、さまざまなストレスがこころの病気の原因となっているため、アニマルセラピーやアロマセラピーでは動物や香料を用いて、タラソセラピーや温浴療法では海や温泉を用いて、患者を心身ともにリラックスさせることを計ります。

医学理論に基づいた正規の薬剤療法に代わる薬剤としては、多くの漢方薬や民間薬に加え、ハーブと呼ばれる各種薬草や、最近ブームを呼んでいるサプリメントと呼ばれる栄養補助剤などが効果を発揮しています。


代替療法のうちの針や灸、指圧などの効果としては、患者の身体の「つぼ」が刺激されることにより身体の持つ自然なエネルギーが導き出されて、症状の治癒が計られます。
一方、瞑想や座禅では、患者が自らの内部を見つめることによって催眠療法などに似た効果を得ることができ、祈祷でも一種の暗示効果によってそれまでの症状が嘘のように治ったりすることがあります。

また、ヨーガやカイロプラクティエックでは、患者の姿勢が矯正されて、歪んでいた骨格が元に戻ることで、圧迫されていた内臓や筋肉が元に戻るという効果があります。
さらに、アニマルセラピー、アロマセラピー、タラソセラピーや温浴療法などでは、患者を心身ともにリラックスさせ、ストレスの減少に役立てることができます。

漢方薬や民間薬、各種薬草やサプリメントなどの代替薬剤も、うつ病や神経症などのこころの病気に対するさまざまな効果が報告されています。
しかし、こうした代替療法と呼ばれる治療法の効果は科学的に実証されていないものが多いため、中にはさっぱり効果のないものもあり、副作用がないと言われる漢方薬のいくつかにも副作用があるのというが現実です。したがって、上記のような代替療法を用いる時には、患者はそれらの点をよく理解した上で試みる必要があるでしょう。