こんなときは? Q&A

悲観的な考えから抜け出すことができない…。

IT系・通信関連会社に勤める27歳男性です。自分の性格をなんとか変えたいと思ってます。

どちらかというと悲観的に物事をとらえてしまう質なので、いつも心配事が絶えません。
周りからは、“自分で勝手にストレスをため込んでいる”ように見えるようで「考えすぎだよ」「もっと楽に行こうよ」と声をかけてくれる人もいます。くよくよ悩まずリラックスするように心がけてはいるのですが、やっぱり不安の多い毎日です。

こんな根暗な自分を変えたいのですが、いい発想法などがあれば教えてください。

「その考え、ストップ!!」と叫んでみましょう

悪い考えや不安が、なかなか頭を離れないタイプの性質を、牛などの消化活動になぞらえて「反芻」と言います。

牛は、いくつもの胃をもつ動物で食べたものを、口で噛んだ食物を胃へ、胃から口へ戻してまた噛んで胃へと往復させながら徐々に消化していくのです。
「くよくよ」といった態度はまさに反芻そのものです。
アメリカの心理学者・セリグマンによるとこの「くよくよ」は女性の方が、男性よりも高い確率で見られる態度だそうです。

ではその「くよくよ」をどうにかして断ち切りたい、とすればどうすればよいか。
楽観主義へ切り替えるステップその1。
それは、ぐるぐるまわりつづける悪い考えの連鎖を止めることです。

具体的に、頭の中の“不安”や“自責の念”に対して「その考え、ストップ!」とぶつけてやりましょう。実際に思っていることを声に出すことによって、現在あなたが持っているネガティブな「思考パターン」(説明スタイルともいいます)に「停止指示」を与えることこそが重要なのです。
この「停止指示」は、ほんとうに大きな声を出してぶつけてやることが効果的です。ただしこれは場所を考えて下さいね。線路のそばで、電車が通過する時とか、人気のない公園とか、そういった場所なら気兼ねなく言えるでしょう。是非ためしてみてください。

また、同じ系統のトレーニングに「輪ゴム・コーピング(コーピングとはストレス対処法のこと)」があります。具体的には、

1)手首に輪ゴムを巻いておく
2)「マイナス思考になっているな」と感じた時つまんで、手首にピシッと痛みを与える
3)痛みと同時に頭のなかのマイナス思考を消去する

という「マイナス思考消去の訓練」です。ときには不安やストレスを感じる状況を思い出してやってみるのもいいでしょう。ストレス対処法の“素振り”になります。

このようにストレスを対処する力を高めていくことで、悲観的な自分を変えていくことができます。