「こころの病気を学ぶ授業」ウエブで普及開始

統合失調症を例に、精神疾患への理解促進と偏見を是正する

日本イーライリリー株式会社(本社・兵庫県神戸市、ニュートン・エフ・クレンショー社長)では、精神疾患への理解促進と偏見是正を目的に、中・高生向けに、統合失調症を例に「こころの病気を学ぶ授業」プログラムを開発し、2月6日よりウェブサイトで公開、普及開始をスタートしました。これは製薬企業としての社会貢献活動の一環で、本プログラムの制作には教育関係者を中心に、専門医、そして患者・ご家族のご協力を得て開発が行われた。

統合失調症をはじめとする精神疾患は、思春期から青年期に発症することが多いと言われるが、教育現場での理解は低く、中高生への指導・教育もほとんど行なわれていない。また、医薬品の進歩や心理療法の確立により、早期に適切な治療を受けることで症状の改善、日常生活や社会・学校生活への適応が可能となってきているにも関わらず、根強い偏見や誤解がある。このような偏見・誤解が病気の早期診断を妨げ、適切な治療を遅らせる原因の一つになっているのが現状。

そこで、本プログラムにおいては、統合失調症を例にとり、専門医や患者当事者の生の声から、病気についての基本的な理解と共感を築いた上で、精神障害をもった当事者との関わりや共生の仕方などを考えることを狙いとしている。

プログラム開発には、様々な授業企画を開発する「NPO法人 企業教育研究会」を中心に、精神科医及び福祉関連の有識者で構成する「精神障害へのアンチスティグマ研究会」、精神疾患の患者家族団体である「NPO法人 全国精神保健福祉会連合会」の協力のもと、2時限分の授業の指導案や、専門医・患者当事者の映像などの教材を制作しCD-Rにまとめた。

ウェブサイト(www.lilly.co.jp)ではこの「こころの病気を学ぶ授業」概要を公開し、指導案・教材CD-Rの申し込みを受け付けている。指導案・教材CD-Rは、学校の授業で活用できるように、教育関係者の方々に無料で提供される。

日本イーライリリー株式会社ではこのプログラムの普及についても、各地の中・高校での授業の実践・授業づくりの支援を行い、こころの病気に対する一般の理解をすすめる新たな機会となって広がるための応援をしていきたいとコメントしている。

※日本イーライリリー株式会社は、創業130年、米国インディアナ州に本社を置く製薬会社イーライリリーの日本法人。統合失調症、パーキンソン病、がん(非小細胞肺がん、膵がん、胆道がん、悪性胸膜中皮腫)、骨粗鬆症、糖尿病、成長障害、をはじめとする、中枢神経領域、がん領域、内分泌・代謝・骨領域における治療法を提供している。