●症状:睡眠障害(昼夜逆転など)
- 日中の活動を多くして、生活のリズムをつけましょう。
- 寝る前にはそばにいて安心させたり、興奮状態があれば静めるように工夫します。
- お腹が減っていないか、トイレには行きたくないか、何か用事が残っていないかなどを考えて対処するようにします。
●症状:異食(何でも口に入れる)
- とくに危険と思われるものは、極力、手の届かないところに置きます。
- 口寂しい気持ちが強い場合は、何か食べられるものに変えたり、スキンシップをはかって気がまぎれるようにします。
●症状:着脱障害
- まず、衣服の着脱にあたって、急がせないことです。
- 着る順番に服を並べたりしたり、衣服を順番に手渡ししてあげます。
- なるべく自分でできるように補います。
●症状:感情失禁(感情の変化が激しい)
- まず、よく話を聞いてあげます。
- 何事にも、受容的態度で接します。
●症状:興奮・暴力
- まず、落ち着いて対応するよう心がけます。
- そして、訴えに耳を傾けてみましょう。
- 本人が好みそうな気分転換の方法をはかったり、静かな環境を作ってみます。
- よく観察をして、危険なもの(ナイフ・はさみなどの刃物)が回りにないか、十分に確認してください。場合によっては、電気コード・ボールペンなどなんでも危険なものになりえますので、日頃の行動を参考に注意してください。
- 少し間をおいてから優しく接し、どうしても手に負えないときは受診・相談するようにしてください。
●症状:徘徊
- まず、いままでのことを考えて、動き回る原因を考えてみます。
- トイレがわからないとか、昔の家に帰りたい、いきたいところがあるなど、問いかけてみます。
- その上で、いちばん良いと思われる対策をしてみます。
- 対策がどうしていいかわからず、あいかわらず徘徊するときは、例えば、一緒に歩いたりして、
ときに世間話などで動き回ることから気をそらしてみます。
無理にやめさせたり,叱ったりするのは逆効果です。
●症状:尿便失禁(おもらし)
- まず、へんに驚いたり、怒らないようにします。
- 「トイレ」のプレートを貼るなど、トイレの場所がもっとわかりやすくします。
- ときをみて、トイレに誘い排尿するよう誘導してみます。
- オムツはできるだけしないように努力したいものです。
- もし、オムツを使用せざるをえない場合には、自尊心を傷つけないようにします。
●症状:不潔行為
- 規則正しい排便習慣をつけるよう誘導します。
- 排便・排尿後は、すぐに後始末してきれいにします。
- なにより他のことに気を向けさせ、叱らないようにします。
●症状:幻覚(幻聴・幻視など)
- とにかく、訴えは否定しないことです。
- 話のつじつまを合わせるようにしてみます。
- 部屋の環境やとくに夜の照明を工夫してみます。
- 話をよく聞き、受け入れ、安心してもらいます。
興奮したり、怖がっていたら、手を握るなどして落ち着かせます。
●症状:妄想(もの盗られ妄想・嫉妬妄想・被害妄想・貧困妄想)
- ものがないという場合、一緒に探します。
ただし、本人の持ち物には触れずに、自分で探すようにさせます。
- 財布など大切なものについては、身につけるとか信用のおける人に預けるようにします。
- 日頃、よくしまい込むところやくせを知っておきます。
- 言っていることは一方的に否定せず、あえて説得もしないようにします。
●症状:うつ状態
- まず、励まさないようにしてください。
- 十分な休養と、生活全般での気分転換などを徐々にはかっていくようにします。
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