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特集Vol.4 パワーハラスメント

特集 Vol.4

「パワーハラスメント」

パワハラって何?

かつてはいじめといえば学校でのできごとでしたが、昨今、職場でのいじめ・嫌がらせの実態に注目が集まっています。東京都の労働相談でも「職場でのいじめやパワーハラスメント(職権による人権侵害)の相談」件数が急増。相談項目の上位に常に挙がっています。特に上司からいじめを受けてる社員は多く、心身への影響や自殺が生じたケースでは、パワーハラスメント(=パワハラ)として訴訟に発展するケースも増えつつあります。

パワハラが労災認定に

製薬会社の会社員(35歳、男性)がパワーハラスメントを原因に自殺したとして、亡くなった男性の妻が国に労災認定を求めていた訴訟で、2007年、東京地裁が労災と認定する判決が下りました。パワハラが労災として認められた初めての事例として話題になりました。
35歳の会社員は、日頃から「存在が目障りだ」「いるだけでみんなが迷惑している、消えてくれ」「給料泥棒」など上司から執拗な暴言を受けてたとのことです。被告の労基署は、これらの暴言を上司としての指導や助言と判断していましたが、地裁の判決では「上司の態度には男性への嫌悪の感情もあった」「人格否定の発言は、通常の上司とのトラブルより非常に強かった」と過重なストレスがうつ病を発症したと判断しました。

悲痛な被害者の叫び

パワハラ被害者の救済を目的に運営されているサイト 「パワハラネット」 (主催:内藤朝雄・明大准教授)では、被害者の生の声が投稿で寄せられています。

  • 「度重なる叱責を受け、過呼吸症候群に」
  • 「いわれのない罵倒、与えられない仕事」
  • 「無理な仕事を押し付けられ、発病」

など、寄せられた体験のタイトルだけを見ても、どれも深刻なケースが目立ちます。
そもそもパワーハラスメントとは、どのようなものでしょうか?

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